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SDGs(持続可能な開発目標)SDGsが広く社会の支持を得て、実現されるために、その想いは生活者の視点に立ったプレインランゲージで語られねばならない。
SDGs(持続可能な開発目標)SDGsが広く社会の支持を得て、実現されるために、その想いは生活者の視点に立ったプレインランゲージで語られねばならない。

なぜプレインランゲージ(Plain Language)なのか?

受け手に「届く」「分かる」「響く」伝達術

情報が溢れるネットワーク社会では、全ての情報を網羅することは困難です。どんなに重要な情報であっても、伝え方によっては捨てられる可能性もあります。
発信する情報は、見つけやすく、誤解のないよう分かりやすく、そして忙しい相手に効果的に伝える工夫が必要です。
プレインランゲージは、発信する情報を相手に届け、活用してもらうための工夫を体系的にまとめた情報伝達術です。

プレインランゲージでの発信が役立つ分野は、教育、行政から市民への情報発信、そしてスピードが求められるビジネス分野だけに限りません。法律や科学論文など論理と厳密さが求められる分野でも、プレインランゲージで内容を削ぐことなく、明確な文書を書くことができます。

プレインランゲージの文書は、明確に伝えるために一文一義で短い文章を書きます。また一文の文字数を少なくするための潔さと簡潔さが求められます。さらには一般的に使い慣れている単語を選択することで、より親しみを感じてもらう方が好ましいです。
そのため、情報の要点整理と受け手とそのニーズについてあらかじめ想定することが必須です。情報の受け手は、自身にその情報が有益であり適切な判断と行動への移行が出来、さらに活用しやすい形で情報提供してくれたことで、相手に好感を覚えます。つまり双方の生産性を高めることにつながります。

丁寧、婉曲、仰々しい言葉が羅列された文章に一定の魅力があることは否めません。しかし、グローバル化、ネットワーク化が進むDX化と、急速に変革を遂げる時代。そしてSDGs、ESG統治と、地球規模でインクルーシブなコミュニケーションが求められる現在では「スピードと分かりやすさ」は最重要点であり、そのためプレインランゲージが求められています。

国際標準化機構(ISO)はプレインランゲージ規格(日本語を含む27か国語言語)を2023年6月に発行しました。
アメリカ政府、イギリス政府、カナダ政府といった英語圏に限らず、EU議会、ノルウェー政府でもプレインランゲージを積極的に採用し、普及推進しています。

当サイトではそうした世界の情報伝達法の変化とプレインランゲージの理解を深めていただくとともに、日本でもプレインランゲージ、プレインジャパニーズの普及のための諸活動と研鑽、またその活動の成果を発信をさせていただきます。

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