政府主導の公開文書の審査が本格的に動き出す(PR Wire, Channnel Life記事)

2025年9月9日、オーストラリア、ニュージランドは、両政府が公開する公文書を「市民にとって透明性・理解可能な公文書であるか審査する」をプレインイングリッシュファウンデーション(Plain English Foundation)の編集者を審査委員に任命した。背景には、政府・企業・規制当局における平易な言葉の必要性の高まりと、公的信頼回復の動きがあり、平易な言語がガバナンスと説明責任の基盤として重要視されている。

参照:米国では2010年「Plain Writing Act 2010」で法令化、1998年には証券取引委員会での記述をプレインイングリッシュを義務化、その他英国、カナダなど欧州でも英語圏を中心に政府の公文章と企業のビジネス文章にプレインイングリッシュガイドラインの使用を義務化させており、特に生命の危機に影響する情報、医薬、食の安全、消費者契約、消費者保護などから税金や年金、開示義務ある情報、市民が不利益を被る可能性のある情報で活用することになっている。

PEF:https://prwire.com.au/pr/123981/plain-english-foundation-editors-to-judge-2025-plain-language-awards