上場企業でのプレインランゲージを使う日英同時開示への動き

2025年11月に東京株式懇話会様は提案書「英文開示の実務対応」を公表されました。

同書の中で、「上場企業はIRコミュニケーションにおいてプレインな表現を採用し、原文をプレインジャパニーズで書くことで、海外の関係者との円滑かつ明確な対話を可能にするべきだ」と提案。

これは、外国人投資家の数が年々増加し続ける日本の株式市場における説明責任に関する、画期的な提言で、その作成にあたり、JAPLも、主にプレインランゲージおよび英文翻訳に関わる部分についてドラフト案を確認させていただきました。
また、同書の特長は、上場会社の英文開示担当者が自ら執筆された点にあり、プレインランゲージを使うべきという意識が、実際に現場レベルでも生まれてきていることを示す証と実感しております。

なお、2024年には同会より依頼があり、プレインランゲージに関するセミナーも2回開催しております。

・東京株式懇話会ホームページ
東京株式懇話会

・提案書「英文開示の実務対応」
suggestion_2025_01.pdf