欧州委員会 主催「翻訳フォーラム」:プレインランゲージで言葉の影響力を最大化する

プレインランゲージは、「わかりやすさ」だけに留まらず、組織が発信するメッセージの影響力を最大化する、重要な役割を担っています。

言葉のプロが集う場で、これからの伝え方を見直すヒントを見つけてみませんか。

——————————————————————————–

【イベントお申し込み先】

欧州委員会が主催する、プレインランゲージや最新の翻訳品質について学べるオンラインイベントが開催されます。

イベント名: Echoes of the 2025 Translating Europe Forum

主催団体: 欧州委員会

開催日: 2026年2月24日(火)10:30 – 12:00 (CET)

使用言語: 英語

主なトピック: 伝わる文章の工夫(Clear language)、AIとの付き合い方、人が生み出す価値など

対象: 翻訳者、言語業界の専門家、学生、プレインランゲージに関心のある方など

お申し込み: 欧州州委員会の公式サイト

24言語で、もっとわかりやすく──欧州議会翻訳部門の新しい名前に込められたメッセージ

欧州議会の翻訳を担当する組織部門である 「Directorate-General for Translation」は、議会文書を24の公用語で提供し、市民にとってわかりやすい形で情報を届ける役割を担っています。 

2025年12月4日、この部門の名称が「Directorate-General for Translation and Clear Language(翻訳および明確な言語を推進する組織部門)」へと改められました。

これは、単なる名前の変更ではなく、市民にわかりやすい言葉で法律や政策を伝えるという姿勢を、組織として明確に示したものだと言えます。 

専門的な翻訳の質を保ちながら、誰もが理解できる多言語情報の発信を目指す——まさにプレインランゲージの精神です。

新しい名称に、欧州が目指す「わかりやすさへのコミットメント」が感じられます。 

ご参考:欧州議会事務総長サイト:DG for Translation and Clear Language

橘川 真澄
(JAPL理事)