アメリカには、わかりやすい公的文書やウェブサイトを表彰する「ClearMark Awards(クリアマーク・アワード)」があります。
連邦政府機関や自治体、NPO、企業などが出した文書の中から、「読む人にとって本当にわかりやすいかどうか」を基準に評価する賞です。
審査では、読み手が次にとるべき行動をすぐ理解できるか、専門用語をやさしい言葉で説明しているか、構成や見出しが読みやすく整理されているかなどを、細かくチェックします。
つまり、「きれいな文章」かどうかではなく、市民が何をするべきか、どんな選択肢があるかをすぐ理解できるかどうかが問われているのです。
この賞の存在自体が、「わかりやすさには客観的な基準がある」ということを示し、プレインランゲージの普及を後押ししていると言えるでしょう。

